家庭教師の人間性
水曜日, 9月 29th, 2010以前、とあるテレビ番組で家庭教師に関する話題が取り沙汰されていました。 話題の対象となった家庭教師は、教え子の親には東大生だと告げて子供に勉強を教えていたのですが、ふとしたことで東大ではないことが判明。 つまり、大学を偽って家庭教師をしていたのですね。 それを知った親はもちろん憤慨するのですが、家庭教師は開き直って「お子さんの成績が上がっているのだから怒られる筋合いはない」という・・・ これらの親や家庭教師が論点にしようとしているのは、東大生ではないから高い報酬の賠償責任を取れだとか、東大でなくても実績が認められるならその必要はないとか・・・ 全く筋違いも良いところですね。 家庭教師の大学がどこであろうと、実績が有ろうと無かろうと、この事態で問題となっていることはそんなことではないはず。 何よりも、家庭教師が“嘘をついていたこと”、これを問題点とすべきだというのに。 これは金や実績ではなく、家庭教師の信用度の問題です。 結果がどうあれ、嘘をつくなんてことが良いはずはありません。 また、子供に勉強を教える家庭教師が嘘をついているなんて事実、親から見ると当然許せないことですし、子供にとっても信用すべき家庭教師がそんな人だなんて、まったく不憫極まりないではありませんか。 家庭教師は子供に勉強を教えることが役目ですが、それさえこなせば良いというものではありません。 教える内容はどうあれ、子供に深く関わる者として、子供が誇れるような誠実な大人であるべきではないでしょうか。 それを思うと、大学ばかりに目を眩ませてその人の人間性を見極めずに家庭教師を選んでしまう親にも責任があるように感じられますが・・・(とはいえ会って数分で人間性を見極めるというのも無理がありますが)